ハイエンドオーディオシステムのための多目的なプリアンプ
Ultima Pre2はCHORDの設立30周年の一環として発表された、フルサイズのプリアンプです。既にラインナップにあるCHORDのモノラルパワーアンプ「Ultima 3」やステレオパワーアンプ「Ultima 5」「Ultima 6」
に適合する製品で、付属のインテグラ・レッグにより製品同士の組み上げ設置が可能です。
に適合する製品で、付属のインテグラ・レッグにより製品同士の組み上げ設置が可能です。
28mm厚の航空機グレードのアルミニウムフロントパネルを備え再設計されたボルトレスフェースパネルと、ハイエンドオーディオシステムのための多目的なプリアンプとしてとして、4組のバランス入力と4組のアンバランス入力を装備。またAVバイパス入力と、ヘッドフォン用に低歪み・低ノイズの6.3mmステレオ標準プラグ対応の2つの出力があり、プリアウトはRCAとXLRの両方と、さらに完全に独立した2つの録音出力を備えています。
価格帯を遥かに超えた高S/N比
航空宇宙技術から開発されたスイッチング電源設計におけるCHORDの最新技術と、超低ノイズの独自のソリッドステート回路を備えています。その結果、フィルターを介さないA-weightedの計測条件において-120dBという高S/N比を実現し、価格帯を遥かに超えた性能となりました。これらの技術により、常に入力ソースに忠実に伝達され、高音質のソースや高性能のプレイヤーの持ち味を引き立てるでしょう。また表示/非表示可能なVUメーターは無音時でも入力ソースの信号を確認することができ、各入力には6段階のゲインを個別に設定できることにより、入力切り替え時の音量の大きな変化を防ぐことができます。テープレコーティングを愛用するユーザー向けに楽曲鑑賞、別再生ソースの録音と録音の確認を平行して行うことができるデュアルバス・システムを搭載し、プロフェッショナルなスタジオでも使用されるCHORD製品の従来の技術を継承しています。
製品仕様
アナログ入力 | バランス(XLR)×ステレオ4系統 |
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アンバランス(RCA)×ステレオ2系統 | |
レコーダー用入力(RCA)×ステレオ2系統 (TAPE 1、2) | |
アナログ出力 | バランス(XLR)またはアンバランス(RCA) ×ステレオ1系統 |
(OUT-1/どちらか一方のみ使用) | |
AVバイパス出力(XLR)×ステレオ1系統 | |
REC OUT(RCA)×2系統(TAPE 1、2) | |
ヘッドフォン出力×2系統 | |
(6.3mmステレオ標準プラグ用のヘッドフォンジャック) | |
バランス接続ピンアサイン | 1ピン=アース、2ピン=ホット、3ピン=コールド |
全高調波歪み | 0.002%20Hz – 20kHz |
混変調歪み(全入力) | -115dB |
SN比(全入力) | -120dB |
電源 | 100V(50/60Hz) |
寸法 | W480× H173 × D355mm (突起部を除く) |
質量 | 18kg |
受注開始日時期: 2021年5月上旬