圧倒的なパワーと高い透明度を備えたアナログアンプ
ALTOはコンパクトながら、ヘッドフォンから小型スピーカーまでを余裕で駆動する圧倒的なパワーと高い透明度を備えたアナログアンプです。
Chord Electronics独自のUltima回路トポロジーは、歪成分を先読みして補正するフィードフォワード設計を採用し、低歪かつ原音に忠実な再生を実現。高エネルギー電力レベルと高速過渡応答を両立することで、ダイナミックレンジが広く、繊細なニュアンスも正確に描写します。さらに、ニアフィールドでのモニタリングから高インピーダンスのヘッドフォン駆動まで、プロの要求水準を満たす性能を発揮。スタジオやデスクトップ環境でも活躍し、従来にはない精度と力強さで音楽制作やリスニングをサポートします。
ALTOはプロフェッショナルだけでなく、ハイエンドオーディオファンにも新たな価値を提供します。
ALTOは、最大4組のヘッドフォンと小型スピーカーを同時に駆動できる、綿密に設計されたヘッドフォン/ニアフィールドモニターアンプです。高級ヘッドフォンでのバランス伝送の人気が高まっていることを受け、Chord Electronics初の4.4 mmペンタコンTRRRS出力(疑似バランス)を搭載しました。この疑似バランス接続はノイズ対策に優れ、ハイエンドヘッドフォンが持つ潜在能力を余すことなく引き出します。
創設者兼オーナーであるJohn Franks氏の定評あるULTIMAテクノロジーを採用しており、フロントには3.5 mm出力×1、6.35 mm(1/4インチ)出力×2、4.4 mmペンタコン×1の計4系統を装備しています。これによりA/B比較が容易になるだけでなく、複数ユーザーが同時にモニターすることも可能です。
リアパネルにはステレオバナナプラグ出力を備え、8Ωで25W(4Ωで50W)のパワーを供給します。透明性やハイスピード、低歪みで評価の高いULTIMAアンプトポロジーにより、小型スピーカーを含む幅広いモニタリング環境で高品位なサウンドを実現します。さらに、フルサイズのホームオーディオ用アンプで実績のあるデュアル・フィードフォワードエラー修正技術を出力ステージ前段に搭載し、信号を常時監視・補正します。これにより、あらゆる音量で歪みを抑え、安定した再生を可能にしています。
本体サイズはA5よりわずかに大きい程度とコンパクトながら、強力なドライブ能力を備えており、デスクトップからリビング、ハイエンドHi-Fiシステムまで多彩な設置環境に対応します。バランスXLRとアンバランスRCAの2系統入力に加えて、バイパス/ボリュウムアウト用のバランスXLR出力も搭載しているため、他の機器との接続や拡張も容易です。複数のヘッドフォンでの同時モニタリングから、小型スピーカーを活用したニアフィールド再生まで、プロの現場はもちろん、ホームオーディオでも新たなリスニング体験を提供いたします。
製品仕様
入力 | バランスXLR×1 アンバランス RCA×1 |
---|---|
ヘッドフォン出力 | 3.5mm×1 |
4.4mm Pentaconn Balanced×1 | |
6.35mm×2 | |
ライン出力 | XLR×1(可変/固定 出力切替え) |
スピーカー出力 | Banana×1pair |
出力電力 (スピーカー) | 50 W (4 Ω) |
出力電力 (ヘッドフォン) | 2250 mW (100 Ω) |
THD (スピーカー) | 0.003 % (4 Ω) |
THD (ヘッドフォン) | 0.001 % (100 Ω) |
信号対雑音比 | 120dB |
周波数応答 | 6Hz – 60kHz |
入力最大電圧 | 6V RMS |
クロストーク | 95dB |
出力最大電圧 | 15 V RMS (8 Ω) |
寸法W×H×D mm | 200×57×215 |
重量 | 2kg |